永遠の誓い(仮)
―――……コンコン!!……―――
「――…入れ」
酷く冷たい声がその場に響いた。
「はっ、先程――より連絡が入りました。リノルが現れノイン王子と共にクロス城に入ったそうです。
リノルの姿は預言と全く同じだとか……、とりあえず容姿は素晴らしいそうです。」
「そうか、偵察を続けよ。くれぐれも機が熟すまでばれぬよう細心の注意を払え。」
男がそういうと報告に来た者は、敬礼をして部屋を出て行った。
「リノル……、早く会いたいものだ――…。」
男は不気味にニヤリと笑った。
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