永遠の誓い(仮)




「李胡!!まだ安全かわかってないんだぞ!!――…って、ん??」



近づいてきたノインも噴水を覗き込んだ。ノインを見れば驚愕の顔をしている。



あたしが手を差し延べると二匹は手に乗っかり水から引き上げた。そんな光景にノインはさっきよりも深い驚愕が顔に見られた。



「――…ノイン、この仔たちケガをしてるわ。手当しないと…….」



「――…っあぁ、そうだな。この天気でもそんな格好じゃ李胡もカゼひいてしまうよ」



と言われ自分の今の状態に気がついた。濡れた二匹を抱えたせいでローブがびしょ濡れだった。





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