永遠の誓い(仮)
とりあえず、ノインを元に戻そうと思い立ったあたしは未だに甘え声をだす二匹を撫でながらノインに声をかけた。
「り、李胡、すごく似合ってるよ。すごく綺麗だ。」
ノインはやっと戻ってきたらしく、少し上擦った声で言葉を発した。
少し話していると、ドアがノックされて女の子が入って来た。
お茶をカートに乗せてそれを押しながらあたし達の所に来た。
カートを止めてあたしの前に来るとその娘は、
「モア・カレフと申します。今日から李胡様の身の回りのお世話をさせていただきます。何なりとお申し付けくださいませ。」
彼女はにっこり笑いあたしに向かって服の裾を軽く持ち上げ膝を折って頭を深く垂れた。
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