永遠の誓い(仮)




「――お前は何が目的だ??誰に命令された??」



「――ヒッ!!お、俺は皆のことを思って……ッ!!」



「どういうことだ…??」




「―リノルを…、リノルのあたしを見てリノルが存在することを市民に伝えたかったんだって…。」


後ろで李胡の綺麗な声がした。その声に怒りで真っ白になっていた頭がすぅっと落ち着きを取り戻しす。




辺りには俺の怒りに圧倒された者達がいて俺を不安げに見ている。唯一、圧倒されなかったのは李胡だけらしい。



「その人からはもぅ話を聞いてあるから落ち着いて??それにあたしもモアも無事なんだから」






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