永遠の誓い(仮)




あたしが小学生の時で、その頃はまだ家族3人が仲良く暮らしていた時、あたしのお父さんは何かある度にいつも頭を撫でてくれた。


褒められたり、不安になったり、怖くなったり………。



ずっとお父さんの手は魔法の手だと思ってた。骨張った大きな優しい手はいつもあたしの気持ちを和らげてくれたから。



お父さんが頭を撫でてくれた時にはその隣にお母さんが寄り添って、いつまでも柔らかく微笑んでいたのを今でも覚えてる。






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