遠い記憶
サブ
夕飯も食べて、明日は午前中から観光があるし、早めに寝た俺は時差ボケなのか寝つけなかった。

ミニバーにあったワインのミニボトルを開け、ベランダに出て椅子に腰掛けた。

夜の波の音を聞きながら、美紀との出逢いを思い出していた。

「あれから… 何年…だ? 43年⁉︎…
いろいろあったな… 本当にいろんな…事が…」

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