遠い記憶
「ありがとう!圭介! 岡田家に足を向けて寝れないなあ、俺は!ハハハ!

岡田んちの食堂はさ、親父さんが、ご飯は大盛りにしてくれるし、
お袋さんはこっそりおかずをくれるし、本当に助かってるんだ!」

その話をこっそり聞いていた、うちのお袋が親父に伝えたらしい。

それから、サブが、食堂で食べに来ても金を受け取らなくなった。

サブは、お金を受け取ってくれないうちの両親にバイト代が入ったらたい焼きを買って来たりして
大学4年間、一人暮らしを頑張った!

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