遠い記憶
四十九日が、過ぎて落ちついてから美紀の実家へ挨拶に伺った。

親父の事のお礼と、婚約してるが喪中である事もあるし、
美紀と話し合って結婚式は、普通にきちんとしたいから少し時間を置くと伝えた。

お義父さんも、入社したばかりの2人だし焦る必要もないから、2人で話し合って決めなさいと俺たちの意見を聞いてくれた。


アパート暮らしになって、美紀が一人暮らしの俺の為にアパートで食事を作ってくれたりしてたが、
俺は美紀を泊める事はしなかった。
遅くなっても必ず実家に送って行った。
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