遠い記憶

小林家で　マ◯オさんの俺だが、みんなで仲良くやっていた。
赤ちゃんも7か月。
性別もこの間の妊婦健診で男の子と判明したので、ベビーグッズを買いに4人で買い物にも良く行く。

そんな普通の生活の中、俺はお義父さんに書斎に呼ばれた。
「圭介君、お金の事で、話があってなぁ〜
俺の得た情報なんだが、あくまでもウワサレベルなんだが…
どうもこの景気は、終わるかもしれん。
そこでだ、今株や運用している資産を殆ど全て手を引いて、現金口座にまとめようと思うが良いだろうか？　良介君の分もだ。」

「お義父さんに、任せっぱなしですみません。
どのくらいの額になったんですか？」