遠い記憶
「… お姫様… くっくっく。」

「何笑ってんのよ〜! まったく〜。」

「ゴメン。くっくっく。み…き…ひめ〜」

「ふん! 先ずは、シャワー浴びて少し浜辺を散歩してから、ホテルのレストランで夕飯を食べに行こうよ。」

「畏まりました。お姫様!クックッ…
美紀は、ギリシャの女神になったり、ハワイのお姫様になったり、大変だなぁ〜」

「そういえば… ヘルメスさんとアフロディーテさんだった。
あの旅行も、面白かったよね〜」

「あぁ! 英語の通じないレストランな!
あれは、本当に参ったよなぁ〜ハハハ。」

「今回は、大丈夫だから良かったよね」

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