翠玉の監察医 ナイトメア
「なあ、言えよ……。お前が僕のばあちゃんを殺したんだろ?春川トメ!!お前のとったは患者の一人かもしれないけど、僕にとってはたった一人のおばあちゃんだったんだ!!」
将暉は論に銃口を再び向け、怒鳴る。論は顔を真っ青にしていたが、「そうだ……」と小さく言った。
「大声で言えよ!!ここにいる無能な警察に聞こえるよう、もっと大声で!!」
将暉がさらに怒鳴ると、「そうだ!!俺が殺した!!春川トメだけじゃなく何人もの老人を!!」と大声で言う。そして犯行動機を明らかにした。
「いいか?日本は今、高齢化社会だ。街を歩けば至るところに老人がいる。はっきり言おう。邪魔だ。ろくに働きもせず、社会に何の貢献もできない弱者のくせに、百歳超えてもまだ生きやがる奴もいる。病院にしか通わず家に引きこもってばかりのくせして生きるなんておかしいんだよ!!老人が山ほどいるせいで俺たち若者が苦労する羽目になるんだ。俺はそういった苦労を取り除くためにあいつらを苦しまずに逝かせてやっていた。つまり、これは正当な行為だ!!」
将暉は論に銃口を再び向け、怒鳴る。論は顔を真っ青にしていたが、「そうだ……」と小さく言った。
「大声で言えよ!!ここにいる無能な警察に聞こえるよう、もっと大声で!!」
将暉がさらに怒鳴ると、「そうだ!!俺が殺した!!春川トメだけじゃなく何人もの老人を!!」と大声で言う。そして犯行動機を明らかにした。
「いいか?日本は今、高齢化社会だ。街を歩けば至るところに老人がいる。はっきり言おう。邪魔だ。ろくに働きもせず、社会に何の貢献もできない弱者のくせに、百歳超えてもまだ生きやがる奴もいる。病院にしか通わず家に引きこもってばかりのくせして生きるなんておかしいんだよ!!老人が山ほどいるせいで俺たち若者が苦労する羽目になるんだ。俺はそういった苦労を取り除くためにあいつらを苦しまずに逝かせてやっていた。つまり、これは正当な行為だ!!」