あなたの願い、残酷に叶えます。

☆☆☆

先生と関係を持ったことで、大学の推薦枠はほぼ間違いなくあたしのものになった。


そのせいでクラスメートの紗弓がはじき出されたみたいだけれど、そんなことは知ったことじゃなかった。


見た目だって自分の価値の１つだ。


それを使って悪いなんて思ったことは一度もなかった。


毎日お風呂上りにストレッチ、パック、メークの勉強と欠かさず努力を続けていきているのだから、当然の結果だと思えた。


それなのに、周りの女子たちはそれを見て妬んでいる。


体を使って先生や男子を手懐けているのだと。


それのなにが悪いんだろう？


あたしは自分の顔だけでなく、スタイルにも自信がある。


週に３日は自宅でトレーニングをしていてほどよく筋肉がついている。


上向きのバストとヒップ。


触れた時に心地よさを感じられるように、ボディクリームも欠かせない。


これだって努力の結果だ。