南の島のクリスマス(十年目のラブレター)
その頃、女性三人はアタシの部屋に布団を敷いてありがちな昔のアルバムを開き女子トークが弾んでいた。
「これ見てもいいですか?未来さん?」
「良いけど…大したものないと思うよ。」
何気なくそう応えて後悔した。
「あーっ!これもしかして元カレとかですか?」
茜ちゃんが楽しそうに大声をあげた。
「めっちゃイケメンですよー!チーフ!」
「どれ?マジで…可愛い系が冬ちゃん、好きなんだ。」
ーーまさか准の写真を
卒アルに挟んでたなんて…
「もう別れたの、未来さん?」
「あ、う…うん…」
「もったいなあ!」
「もしかして一学年、7人しかいないの?」
話を逸らすように別のページをめくったチーフ。
「えーっ!?7人?マジで…あ、これさっきの運転手の人じゃないですか?隣はさっきの女の人。」
「島の人口自体が600人位だからね。」
「そんなもんよ。」
「これ見てもいいですか?未来さん?」
「良いけど…大したものないと思うよ。」
何気なくそう応えて後悔した。
「あーっ!これもしかして元カレとかですか?」
茜ちゃんが楽しそうに大声をあげた。
「めっちゃイケメンですよー!チーフ!」
「どれ?マジで…可愛い系が冬ちゃん、好きなんだ。」
ーーまさか准の写真を
卒アルに挟んでたなんて…
「もう別れたの、未来さん?」
「あ、う…うん…」
「もったいなあ!」
「もしかして一学年、7人しかいないの?」
話を逸らすように別のページをめくったチーフ。
「えーっ!?7人?マジで…あ、これさっきの運転手の人じゃないですか?隣はさっきの女の人。」
「島の人口自体が600人位だからね。」
「そんなもんよ。」