君を待ってる
〜龍side〜

4月になって暖かくなった朝、
いよいよ今日は大学の入学式。
俺は早めに準備を済ませ、外に出る。

外で数分待つと笑恋がでてきた。

笑「おはよっ待たせてごめんね…」

龍「……!」

笑恋は腰まであった黒髪を
方まで切って、茶色に染めていた。

笑「ど、うかな。ちょっと頑張ってみたんだけど…」

龍「可愛い…。」

笑恋は照れて、嬉しそうに顔を赤くする。

こんな可愛くなったら、
大学で変な虫がつくじゃねぇかよ…



俺たちの大学は総合大学ということだけあって、人はたくさん。
中庭では数々のサークルが勧誘活動をしている。

笑「龍、サークル決めた??」

龍「特にきめてないけど、、、」

笑「そうなんだ……私、天文学サークルに入ろうかな…」

龍「じゃあ俺も。」

笑「え、龍入りたいのないの??」

龍「うーん。特にないし、笑恋といたいから。」

笑「やった!龍のそういう所好き!」

ほんとに笑恋は俺の気も知らずに、、、
俺の心臓はドキドキしまくって壊れそうだ
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