もふもふになっちゃった私ののんびり生活
大木の根元に空いた穴で目を覚ました異世界転生して二日目。
明るい中外から見た大木の根元の穴は、まだ落ちたばかりの葉っぱがたっぷりと積もり、居心地も良さそうに見えた。
夜寝ていても小動物や虫の気配も無かったことから、とりあえずここを拠点として、じばらくはこの身体に慣れることに専念することにした。
まあ、朝起きると大木の木の根元の穴から這い出して、果実を食べに行き。お腹いっぱいになるとその場で寝る。それを二度ほど繰り返すと夕方になるから、また果実を食べて大木の根元に戻って寝る。その繰り返しだったが。
ただ、そんな毎日を過ごしていても、偶に鳥の鳴き声が聞こえることはあるが、不思議なことに他の獣の気配などは感じたことが無かった。
転生する時に、神様にこの世界には魔法もあるけど魔物が存在すると聞いていたのに、こんな森の中で魔物どころか獣の気配もないのは逆に不自然だ。
やっぱり、神様も少しは考えてくれたってことかな?ここは森の中だけど、私にとっては安全な場所なのかもしれない。
そのことを確認したいと考えたこともあるが、とりあえず今は、見える範囲を歩いて移動するだけで精一杯だ。
もうこれは、のんびりと大きくなるのを待つしかないよね。頑張るのは前世でやりつくしたし。
それを免罪符に、果実を食べてはごろ寝する生活を続け、気づけば一月近くが経っていた。
明るい中外から見た大木の根元の穴は、まだ落ちたばかりの葉っぱがたっぷりと積もり、居心地も良さそうに見えた。
夜寝ていても小動物や虫の気配も無かったことから、とりあえずここを拠点として、じばらくはこの身体に慣れることに専念することにした。
まあ、朝起きると大木の木の根元の穴から這い出して、果実を食べに行き。お腹いっぱいになるとその場で寝る。それを二度ほど繰り返すと夕方になるから、また果実を食べて大木の根元に戻って寝る。その繰り返しだったが。
ただ、そんな毎日を過ごしていても、偶に鳥の鳴き声が聞こえることはあるが、不思議なことに他の獣の気配などは感じたことが無かった。
転生する時に、神様にこの世界には魔法もあるけど魔物が存在すると聞いていたのに、こんな森の中で魔物どころか獣の気配もないのは逆に不自然だ。
やっぱり、神様も少しは考えてくれたってことかな?ここは森の中だけど、私にとっては安全な場所なのかもしれない。
そのことを確認したいと考えたこともあるが、とりあえず今は、見える範囲を歩いて移動するだけで精一杯だ。
もうこれは、のんびりと大きくなるのを待つしかないよね。頑張るのは前世でやりつくしたし。
それを免罪符に、果実を食べてはごろ寝する生活を続け、気づけば一月近くが経っていた。