やさしいキスをして
このタモリんがーーー
  あの『夢の中に出てくる男』
   かどうかは分からないが…


声を聞いても特別な想いが
   あったわけでもなく


 実際に二人でいて『その男の人』という
   感覚もなかったことからしても




     『夢の中の彼』
    ではないらしい。



   それでもその時のわたしには
  限界ギリギリのわたしにとってはーーーー


   冷酷な部屋の中で見つけた
      一握りの温もりだった。

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