子犬系男子の甘い溺愛が止まらない
ポスッとベットに沈むわたしの体。
気づけば、央翔くんがわたしの上に馬乗りになっていて、大きな影を作る。
押し倒されたんだって理解できたのは、央翔くんにキスを落とされてから。
「ねぇ、初花先輩」
「な、何っ?」
今度は何をされるのかと、だんだん鼓動が早くなる。
「僕がいろいろなコト、教えてあげるって言ったの覚えてます?」
「へっ?」
そう言って突然男の子の表情になった央翔くんが、まだ着替えていない制服のボタンに手をかける。
プチップチッとひとつずつ外されていくボタン。
もう少しで下着が見えてしまう。
恥ずかしいのに、止められない。