【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
あわわわわ...!私は一体どうしたらいいのかしら?!見てて恥ずかしいわ。

「みーちゃん。こっそり帰ろうか」

「そ、そうね。それがいいわ」

そうして私と北川くんはこっそり帰って行った。



「びっくりしたね〜」

「そうね。まだ顔が熱いわ」

「俺もだよ」

「でもこれで二人は仲直り出来たわね。バレンタインはチョコ渡すのかしら?亀井さん」

「そりゃあ渡すでしょ。あんなに仲良しに戻ったんだから。みーちゃんは誰かに渡さないの?」

「私?特に考えてなかったわ」

「いつもはどうしてたの?」

「いつもはお姉ちゃんから貰うだけよ。渡す相手もいないし」

あっ、亀井さんには渡そうかしら。お姉ちゃんにも毎年貰ってばかりだから今年は作ってあげるか。

< 100 / 187 >

この作品をシェア

pagetop