【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「ねぇ〜みーちゃん。俺にチョコちょーだい」
はぁ!?
休み時間。北川くんがいきなり私にチョコを要求してきた。
何言ってるの。この人は...。
「なんで私が北川くんにチョコ渡さなきゃならないのよ。あなたモテるんだから別にいらないでしょ!?」
「確かに俺はモテるからチョコに困ることないけど...」
これ、夕霧学園の男子たちが聞いたらなんて思うかしら。
「俺はみーちゃんから貰いたいの...!だからお願い!チョコ下さい!」
両手を合わせてまでお願いしてくるなんて。ちょっと引くわ。
「あげないわよ。あげるほどあなたのこと好きじゃないし。それに...」
「それに?」
「今まで風紀委員の仕事をサボった分のノルマをクリアしてない人にチョコあげるわけないでしょ?」
はぁ!?
休み時間。北川くんがいきなり私にチョコを要求してきた。
何言ってるの。この人は...。
「なんで私が北川くんにチョコ渡さなきゃならないのよ。あなたモテるんだから別にいらないでしょ!?」
「確かに俺はモテるからチョコに困ることないけど...」
これ、夕霧学園の男子たちが聞いたらなんて思うかしら。
「俺はみーちゃんから貰いたいの...!だからお願い!チョコ下さい!」
両手を合わせてまでお願いしてくるなんて。ちょっと引くわ。
「あげないわよ。あげるほどあなたのこと好きじゃないし。それに...」
「それに?」
「今まで風紀委員の仕事をサボった分のノルマをクリアしてない人にチョコあげるわけないでしょ?」