【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「桜鬼なんて関係ないわ。桜井さんは桜井さんよ。自信もって」

「うん」

「そうだ。今度家に来ない?一緒にチョコ作ろうよ」

「いいの?私と一緒で」

「もちろん!」

「でも、そしたら告白とか...」

「告白なんていいのよ。ただ渡すだけ。そんなに急がないでゆっくり彼に近づいていこう」

「そうね。急ぐことないものね」

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