【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「あなたのことは同じ風紀委員として信頼している仲間と思っているわ。退学の件であなたのことはよく分かった。あなたは優しくて責任感もあって一度決めたら諦めずにやり遂げる粘り強さがある。これほど頼もしい仲間がいるなんて私はとても幸せね」
「俺は違う」
「何が違うの?...ちょっと!!」
ガタン!
「北川くん!危ないじゃない!」
北川くんは椅子ごと私を倒してきた。
「俺は...俺は風紀委員の仲間とかそんなこと思ってないから。俺は優しくないし、責任感もないし、粘り強くなんかない」
「北川くん...」
「退学の件の時は確かに頑張ったかもしれない。けどそれは相手がみーちゃんだったから頑張っただけなんだよ。優しくするのも、みーちゃんだけ。その理由分かる」
「俺は違う」
「何が違うの?...ちょっと!!」
ガタン!
「北川くん!危ないじゃない!」
北川くんは椅子ごと私を倒してきた。
「俺は...俺は風紀委員の仲間とかそんなこと思ってないから。俺は優しくないし、責任感もないし、粘り強くなんかない」
「北川くん...」
「退学の件の時は確かに頑張ったかもしれない。けどそれは相手がみーちゃんだったから頑張っただけなんだよ。優しくするのも、みーちゃんだけ。その理由分かる」