【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
真剣な表情。こんな北川くん見たことない。でも私はこれに対してどう、答えたらいいの?というよりなんか...怖い...。
「あなたが私に優しくする理由は正直分からないわ。けどね、これだけは言えるわ。あなたは私にだけじゃなくて他の皆にも優しく出来る人よ。それだけはあなたにも分かってほしい」
「なんだよそれ。なんなんだよ本当...。これだけ言っても分からないの?鈍感にも程があるよ。桜井さん...」
え?今『みーちゃん』じゃなくて名字で呼んだ?何かしら。この、心が突き放されている感じ...。
チュッ
「・・・!!」
「ふっ。何?急にキスされてびっくりした?」
キ、キス?私今、北川くんにキスされたの?唇に柔らかいものがあった感触が残っている。てことは本当に...。
「あなたが私に優しくする理由は正直分からないわ。けどね、これだけは言えるわ。あなたは私にだけじゃなくて他の皆にも優しく出来る人よ。それだけはあなたにも分かってほしい」
「なんだよそれ。なんなんだよ本当...。これだけ言っても分からないの?鈍感にも程があるよ。桜井さん...」
え?今『みーちゃん』じゃなくて名字で呼んだ?何かしら。この、心が突き放されている感じ...。
チュッ
「・・・!!」
「ふっ。何?急にキスされてびっくりした?」
キ、キス?私今、北川くんにキスされたの?唇に柔らかいものがあった感触が残っている。てことは本当に...。