【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「その話、桜井に話したらどうだ?」

「はい?」

「お前らは何かきっかけがないと動かないだろ。桜井も口ではきついこと言ってるが、本当は今のお前みたいに素直に話したいと思っているだろう。あまり難しく考えないでそうやって肩の力を抜いて話せば分かり合えるさ」

「そんな簡単にいきますかね?」

「それはお前たち次第だ。俺から言えるのはここまでだ。子供じゃないんだから後のことはお前たち自信で解決するんだ」
< 123 / 187 >

この作品をシェア

pagetop