【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「北川くん」

「何?」

「私、あなたに恋してたわ」

「えっ!?」

今、なんて...。

「そんなに驚くとは思わなかったわ。...でもね、もう捨てたわ。この気持ち」

「捨てたって。...当然だよね。俺があんな酷いことしたんだから」

全部俺のせいだ。俺が変な意地で傷つけたから...。

「あなたには別に関係なかったわよね。ごめんなさい。こんなこと言って。日誌、書き終わった?」

「うん」

「そう。日誌は生徒会長に提出してくるわね」
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