【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
何を考えてたのか、いや、何も考えていなかった。だから彼女の手を掴んだと思う。
「桜井さん...俺は...」
「この手を離しなさい。離さない場合はどうなるか分かっているわよね?」
分かっているよ。でも、離さないよ。
「話を聞いてほしい。お願いだ」
「今更何よ!話なんて聞きたくないわ...!」
「美優!」
「・・・!何よ、呼び捨て?随分偉くなったじゃない...」
「俺はお前が好きだ...!」
「な、何言って...」
「俺はお前に救われたからここにいることが、変わることが出来たんだ」
「北川くん」
「話、聞いてくれるよね?」
「分かったわよ。聞くわ」
「桜井さん...俺は...」
「この手を離しなさい。離さない場合はどうなるか分かっているわよね?」
分かっているよ。でも、離さないよ。
「話を聞いてほしい。お願いだ」
「今更何よ!話なんて聞きたくないわ...!」
「美優!」
「・・・!何よ、呼び捨て?随分偉くなったじゃない...」
「俺はお前が好きだ...!」
「な、何言って...」
「俺はお前に救われたからここにいることが、変わることが出来たんだ」
「北川くん」
「話、聞いてくれるよね?」
「分かったわよ。聞くわ」