【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
ドシン...!

あの子今、投げ飛ばした?自分より大きな体格の男を?

「全く。口ほどにもないわ」

「俺によくも恥をかかせたな。許さねーぞ」

今度こそマズイ!二人の男が女の子を襲いかかってきた...!

「ごらー!誰だ!?俺の可愛い美優に殴りかかろうとした男は?」

怖い...。この子のお父さんかな?あの人も凄いな。二人同時に技をかけて倒した。

「「し、失礼しましたー!」」

さっきまでとは態度も違った男たち。あんなに情けない声出してかっこ悪いな。

「はは...!」

あっ...。久しぶりに笑ったな。

「あなた、大丈夫だった?」

「う、うん。ありがとう。凄くカッコよかったよ!」
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