【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
そして、教室ではあの女の子と再会をした。本人は全然気づいていなくて、挨拶しても睨みつけてくるだけだった。今思えば校則違反してるのが気に食わなかったのかな?まぁ、そうだよね。みーちゃんだもん。

なんとか近づきたいなって思って、その子がやっていた風紀委員の選挙に出て当選もした。その時にはコミュ力もかなり高くなっていて、女子からも男子からも人気を集めていた。昔の俺じゃ考えられなかった。こんなに変われたんだなって実感した瞬間だった。


最初は普通に風紀委員の仕事をやっていたけど、なかなか話しかけるのが難しくて、サボれば話しかけてくるんじゃないかなってバカなことを思って風紀委員の仕事をサボり始めた。そこからだ。みーちゃんと話す回数が増えたのは。
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