【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした

「そうか」

「会長」

「なんだ？」

「会長はなんでいつも私たちのことを気にしてくれるんですか？」

「借りを返しているだけだ。月子とよりを戻せたのはお前たちのおかげだからな。それにお前たちを見ていて正直、イライラする」

「はい？！」

「くだらない事をケンカなんかしてないでさっさと仲直りしろ」

それは...。

「会長も月子さんとケンカしてた時同じこと思いましたのでお相子です...！」