【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「北川、お前はどうするんだ?」

「俺ですか?俺はまだ決めてません」

「まあ、焦ることはない。締切は明後日だ。ゆっくり考えるといい」

「はい」

迷っているのね。元々は私に近づく為に風紀委員になったから。これから続けていくのか、新しいことを始めるのか、何もやらないのか。

私から相談に乗ることは簡単なことだけど、ここは北川くんから相談してくるのを待つとするわ。その方が本人の為よね?
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