【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
〈北川 side〉

まずいまずいまずい...!

完全に遅刻だ。選挙前にどうしてもやりたい事があったからそれが時間かかっちゃった。着信履歴もいっぱいだったし、みーちゃん心配してるだろうな。

このまま選挙に出れなかったらまじでみーちゃんに投げ飛ばされると思うな。それだけは避けたい...!あれ、結構痛いし...。



二日前の夜。俺は悩んでいた。このまま風紀委員を続けるのか、新しいことをやるのか。みーちゃんは風紀委員やりながら出来るし、俺のやりたい事をやればいいって言ってくれたけどそれでも俺は悩んでいた。


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