【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「はぁ...はぁ...。ま、間に合った...」

早く体育館に向かわないと。


ガチャ

「みーちゃんお待たせ...!」

「北川くん遅いわよ!...ってだ、誰?!」

「俺だよ。北川秋。そっか、髪の色戻したから俺だって分からなかったよね」

「本当に北川くんなの?」

「本当に俺だよみーちゃん。まだ俺の番じゃないよね?」

「次よ」

「それまでに水分くらいは取っておけ。この大バカものが」

「会長。すいません。遅くなりました」

「まさか見た目を変えてくるとは。驚いた」
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