【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「投票結果は明日よ。今日はお疲れ様」

「お疲れ様。もう足が動かないよ」

「無理して走ったからよ。タクシーでも使えば良かったのに」

「そうだ。その手があったか...!」

俺の苦労は一体...。そう思うとどっと疲れが。

「はい」

「これって」

「購買で買ってきたおにぎりとお茶よ。どうせ食べてないんでしょ?」

「ありがとう!いただきます」

美味しい。食べ物でこんなに感動したのは初めてだ。
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