【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
もうすぐてっぺんに到着する。

お、落ちる...!

「みーちゃん?」

「きゃーーー!」

怖い怖い怖い...!いくら安全バーがあるとはいえ、怖いものは怖い。

「あははは!最高ー!」

北川くんはあんなにはしゃいでいる。

私もはしゃぎたいけど...。

「やっぱり怖いー!」

ジェットコースターから降りた私はいつも以上の疲れを感じていた。。ジェットコースターってこんなに体力を使うものだったかしら...。

「あー楽しかった」

「・・・。」

「みーちゃん顔色悪いよ。大丈夫?」

「ちょっと酔ってしまったのね。少し休んでいれば大丈夫よ」

「そう?俺、飲み物買ってくるね。みーちゃんはここで待ってて。何かあったらすぐに連絡してね」

「分かってるわよ。それにこんなところで何も起きないわよ。ドラマじゃあるまいし」
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