【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
俺が来る前にもう、みーちゃんは待ち合わせの駅前に待っていた。

みーちゃんもう来てる。さすが風紀員長なだけあって、時間には正確だな。


「みーちゃん!」

「わっ!驚かさないでよね。びっくりするじゃない...!」

「ごめんごめん。それよりみーちゃんの今日の服、可愛いね。それに、いつもと全然雰囲気違う」

「これは私の姉が選んだのよ。ちょっと出かけるって言ったら質問攻めにあって...」


いつもは一切崩れのない制服しか見てないからな。今日はちょっと崩れている感じが新鮮に感じる。

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