【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「亀井さん、あなたは会長と一体どういう関係なの?」

「月子は俺に従っている女だ。それ以上の何者でもない」

何を言ってくるの?人をなんだと思っているの?

「ユウくん...」

月子は震えた声で夕霧を呼んだ。

「学園の裏サイトを書いたのはお前だな?」

「はい」

「お前のおかげで計画が崩れた。お前はこの結果に納得がいってるのか?」

「納得してます」

「そうか...」

ガッ!

夕霧は棚にあったトロフィーを手に取り、月子に襲いかかった。

「亀井さん!」

「止めなさい!!」

美優は夕霧の腕を掴み、床に投げつけた。

「うぅ...!」

「会長、あなたに聞きます。あなたは自分が何をしたか分かっているか?」
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