【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした
「羨ましい」
「え?」
「私もユウくんとそんな風に仲良く出来たらいいのに...」
「前から気になっていたんだけど、亀井さんと会長の間に何があったの?」
「元々は仲良かったんだけど、ユウくんが夕霧学園に入学した時なの。ユウくんが変わったのは。ユウくんは夕霧学園の理事長の孫でいつかは継がなきゃいけない存在。多分そのプレッシャーで私にも当たりが強くなったんだと思う」
「確かみーちゃんも昔から会長のこと知っていたよね?」
「ええ」
「桜井さん、ユウくんのこと...思い出した。よくユウくんが問題を起こすたびに怒って投げ飛ばしてた女の子がいたけどそれが」
「私よ。私も最近思い出したのよ。会長の傍にはいつも亀井さんがいたことを」
「一度も話すことなかっし、クラスも離れてたから顔も覚えてなかったのね。まさか偶然にも夕霧学園で再会するなんて。不思議」
「ほんと、不思議ね」
亀井さんの笑顔が戻ってきた。
「ちょっとー。俺のこと忘れてない?」
「ごめんなさい。北川くんのこと忘れてたわ」
「みーちゃんひどい!」
「え?」
「私もユウくんとそんな風に仲良く出来たらいいのに...」
「前から気になっていたんだけど、亀井さんと会長の間に何があったの?」
「元々は仲良かったんだけど、ユウくんが夕霧学園に入学した時なの。ユウくんが変わったのは。ユウくんは夕霧学園の理事長の孫でいつかは継がなきゃいけない存在。多分そのプレッシャーで私にも当たりが強くなったんだと思う」
「確かみーちゃんも昔から会長のこと知っていたよね?」
「ええ」
「桜井さん、ユウくんのこと...思い出した。よくユウくんが問題を起こすたびに怒って投げ飛ばしてた女の子がいたけどそれが」
「私よ。私も最近思い出したのよ。会長の傍にはいつも亀井さんがいたことを」
「一度も話すことなかっし、クラスも離れてたから顔も覚えてなかったのね。まさか偶然にも夕霧学園で再会するなんて。不思議」
「ほんと、不思議ね」
亀井さんの笑顔が戻ってきた。
「ちょっとー。俺のこと忘れてない?」
「ごめんなさい。北川くんのこと忘れてたわ」
「みーちゃんひどい!」