ドラム女と男達




それから3日後。
私は学校に行く事を決意した。



おずおずとドアを開けると
教室中は いっきに静まった。
ほとんどの生徒の目は  冷たかった。

「秋!!!!」
麻耶や加奈、穂積が飛びついてくる。
「よく来てくれたね!!!!!」

「・・・・大丈夫なの!?もう」

「・・・・うん。大丈夫だよ」
少しはにかむとみんな 笑顔に安心してくれた。

するとチャイムがなったと同時に
リョウが入ってくる。


「お!!秋!!!」
「はよ」
「はよ、じゃねーよ!どれだけ俺が心配したと・・」
そういって涙ながらに語るリョウ。
「わかったわかった」
リョウを落ち着けとなだめていた。



するといきなり教室の前のドアが
開いて、
シュンスケが走ってきた。


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