ドラム女と男達
もう
私の心の中のサトは
シュンスケに消されていた。
私は学校を休んだ間、いろいろ考えた。
今の私を助けてくれたのはシュンスケ。
今の私が学校にこれたのもシュンスケのおかげ。
今の私にはシュンスケが必要なんだ。
ーシュンスケ、私はあなたが好きですー
サトからメールがきたことは
とっくに忘れていた。
今は頭のなかにはシュンスケのことしか・・・
浮かばなかったんだ。
ごめんね、サト。
ごめんね、シュンスケ。
こんな罪深い女・・・・誰が許してくれるのかな。
それでも私は
恋をする。
私は部屋の辺りを消し
眠りについた。