ドラム女と男達
「秋~!!あのさあ 今日町にパフェ食べに行こうよ!」
ニコッと愛くるしい笑顔の麻耶。
麻耶は可愛いし、サトと付き合ったら 絶対に美男美女カップルだろう。
そんなことを考えると 涙がでるくらいつらかった。
だけど 麻耶は大事な友達。嫌いになんかなれない。
サトは麻耶を選んだ。
最初から私なんて選択肢、サトの中にはなかっただろう。
これは 仕方のないこと・・・・・・。
そう思うと余計虚しくて 私はパーッと遊びたい気分になった。
「うん♪カラオケも行こうよ!」