ドラム女と男達


「そっか~っ!
 やっぱな★ぢゃ、行ってこいよ」

シュンスケはそういい
私の頭をクシャクシャと撫でた。


「ちょっ、ガキじゃないんだからやめてよ!!
 ていうか、行ってこい ってどこに行けばいいの??」
「5階。あいつまだいると思うけどな。
 ぢゃー俺帰るわ! がんばれよ★」
そういって 走っていったシュンスケ。

「、、、、、、。
 よし、行くぞっ。」
私は真っ暗の校内に足を踏み入れた。


梅雨明けということもあってか
少々ジメジメした校内。
うすぐらい廊下。
それらが少し気味悪くて
私は足速に5階へと駆け上った。


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