ドラム女と男達
この時期でも
水をぶっかけられた上に
Yシャツ一枚だとさすがに寒さが私を
襲った。
「さむ・・・」
シャツをみると
薄く胸のラインに
明るい色の水玉の色が見えた。
下着が透けていた。
これが加奈たちの狙いだった。
下着スケスケだと
助けも呼びづらくなるわけだ。
「最悪・・・・・。うッ・・グス・・・」
私は静かに涙をこらえていた。
そしてトイレに閉じ込められて1時間が過ぎようとしていたときだった。