ドラム女と男達
「で!用は何?」
「空は青いね~地球に生まれてよかった~!」
「あの・・・・・聞いてる?!」
「いや~やっぱり自然っていいっすな~!」
「・・・・・用ないなら帰りたいんですけど」
私は立ちあがろうとする。
「あ、ちょ、待って待って!話すから!」
私を食い止めるシュンスケ。
「・・・・・んで!用件はなに~?」
私はふたたび昼食に食らいつく。
「用件ってか・・・。たいしたことじゃないけどな」
「うん、いいから 言ってよ!」
「はいはい」
ため息とも言える気合のこもった息を出し そう言った。