夢に君を想う話







春香は、俺がクリスマスである今日、高校の時の部活の集まりに行くのを許してくれた。


去年も一昨年も、クリスマスは二人でデートしたのに。



きっと、今年もそのつもりだったはずなのに、それでも春香は今朝、笑って「いってらっしゃい」と俺を見送った。
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