キミに好きと伝えたい。
ショートストーリー『離れていても』
僕は春から
キミのいない大学へ通う。
キミと違う大学か…。
「キミのいる大学が
よかったなぁ」
僕はキミに言った。
するとキミは…
「自分の
やりたいことを
やらなきゃ損だよ?
たとえ違う大学でも
心までは
離れていかないよっ」
って
キミは笑って言った。
そうだよね。
キミが
そう言ったのは
僕を信じてるから…
そう言ってくれるんだよね?
僕もキミを信じる…。
「僕らは離れていても
心は一緒だよね…?」
僕はキミに言った。
キミは笑顔で大きく頷いた。
僕とキミは
たとえ離れていても
想いは一緒…。