キミに好きと伝えたい。
ショートストーリー『出会いに感謝』
「もしも…過去か未来に
行けるとしたら、
どっちに行きたい?」
キミは僕に
そう聞いたことがあった
キミは
未来に行きたいって
言ってたね。
僕は…過去に行きたいな。
昔のキミは
どんな子だったのかな?
もっと早く
知り合いたかったな…。
もっと前に
キミに出逢いたかった…
僕はキミと出逢う
もっと前のキミのことを
知らないから…。
僕はキミに言った。
「もっと早く
キミと出逢いたかったな」
するとキミは
「でも、
わたしたちは
今だったから
逢えたのかもよ?」
って。
キミと僕が
こうして
出逢えたことに感謝します。
運命の女神様へ
素敵なキミと
出逢わせてくれて
ありがとう。