海に浮かんだ星(クリスマスの童話)

すると、大ヒトデはすうっと宙に浮かび、ふわりと桃色の光りを放ったかと思うと、

輝く光の尾を引いて、紺碧の夜空へとぐんぐん昇っていきました。




そして・・・


北の空に桃色に輝く明るい星が一つ、
生まれました。




その時、少年の耳にいちばん聞きたかった声が響きます。


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