東京ルミナスピラー
「これが俺の本気だ! 暴れ狂え! 真・紅龍狂咲閃!」
殺気分身を織り交ぜた、速度にも緩急を付けた紅龍狂咲閃。
母さんの身体を蹴り、飛び上がって空中を蹴り、龍を纏ったトンファーで攻撃をする。
それを延々と繰り返し、繰り返す度に速度も威力も増して行く。
最初は反応して反撃を試みていた母さんも、次第に俺の動きについて行けなくなり、防御に徹する他に手がなくなっていた。
それを見て、父さんも母さんを救出しようとしたけど、俺の超高速の動きと殺気分身に惑わされて、攻撃は全て空を切ることになったのだ。
そして……最後の渾身の一撃を防御する母さんに放ち、地面に着地した。
「……真治少年。どうやら私はここまでだ。後は……任せた」
「ああ、おやすみ恵梨香さん。後は俺に任せて」
防御姿勢を取ったままそう呟き、そしてピクリとも動かなくなった母さん。
「母さん……俺は……ぐっ!? がはっ!」
突然、俺の身体に激痛が走って、口から血が吐き出された。
気付けば左腕の肘から先がなくなっていて、母さんの足元に落ちているじゃないか。
それに……身体中にダメージがある。
「な、なんで……げほっ!」
殺気分身を織り交ぜた、速度にも緩急を付けた紅龍狂咲閃。
母さんの身体を蹴り、飛び上がって空中を蹴り、龍を纏ったトンファーで攻撃をする。
それを延々と繰り返し、繰り返す度に速度も威力も増して行く。
最初は反応して反撃を試みていた母さんも、次第に俺の動きについて行けなくなり、防御に徹する他に手がなくなっていた。
それを見て、父さんも母さんを救出しようとしたけど、俺の超高速の動きと殺気分身に惑わされて、攻撃は全て空を切ることになったのだ。
そして……最後の渾身の一撃を防御する母さんに放ち、地面に着地した。
「……真治少年。どうやら私はここまでだ。後は……任せた」
「ああ、おやすみ恵梨香さん。後は俺に任せて」
防御姿勢を取ったままそう呟き、そしてピクリとも動かなくなった母さん。
「母さん……俺は……ぐっ!? がはっ!」
突然、俺の身体に激痛が走って、口から血が吐き出された。
気付けば左腕の肘から先がなくなっていて、母さんの足元に落ちているじゃないか。
それに……身体中にダメージがある。
「な、なんで……げほっ!」