東京ルミナスピラー
「よっしゃ決まりじゃ! 浜瀬さん。皆はワシが守るからの。大船に乗ったつもりで帰りを待ってやってくれや!」


相変わらず豪快に笑って、浜瀬さんの背中をバンバンと叩く。


「あ、ああ。俺としても葵くん達が強くなるのはありがたいよ。だけど無茶はするんじゃないぞ? 死にそうになったら、仲間を見捨てても葵くんだけは逃げろ。皆と違って、キミはワンミスで死ぬんだからね」


……誰も止めようとはしないんだな。


それだけ俺を評価してくれてるのか、それとも千桜さんの話で昂っているのか。


まあ、千桜さんが一緒にいるなら、余程のことがない限り死なないだろうと俺も思うから、皆も同じように思ってるんだろうな。


「では、南軍に入る前に皆さん、武器の強化を済ませてください。あれだけの数の鬼を倒したんですから、レベルも上がっているでしょうしスキルポイントも貯まっているでしょう」


千桜さんに指示されて、PBSを開いてみると、武器レベルが21まで上がっている。


聖戦でもなければ、人を殺したわけじゃないからソウルは貯まっていないけど。


なるほど、舞美さんや杉村が、聖戦に参加したことがないのに最初から強かったのはこういうことか。


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