翔ちゃん雨だよ一緒に帰ろ?
「それだ!A組女子の騒ぎの原因はそれだぁ!」
「まるで『君100』じゃん!」
「あった、そういうセリフあった!」
ちょうどさっき私達が騒いでた漫画のシーンがまさにそれだった。
「え、2人ともあんな古い作品知ってんの?」
岡崎君は驚いて目をパチパチさせた。
「岡崎君こそ『君100』が初期作品とかよく知ってるね?てかリアルな告白に漫画パクっちゃダメだって」
「えっ、そうなの?まんま同じだった?
しまった……そんなシーン描いたこと自体忘れてた。あれ俺のネタじゃなかったしなぁ。ま、しょうがないかぁ」
岡崎君はそれがショックだったのかそのまま机に崩れ落ちてしまったけれど。