会長。私と恋のゲームをしてください。
大きなポーチを持ってきた夏樹ちゃん。
中になにが入っているんだろう、と思ってみれば。
ファンデーション。
それも数種類。
チーク。
これも数種類。
アイシャドウ。
これも……。
数種類。
他にも、マスカラやアイライナー、リップにグロス。
たくさんの化粧品がポーチに詰められていた。
「夏樹ちゃんって、中学生だよね」
「うん、そーだよ? あ、これ!? 学校がお休みの日に練習しているんだー!」
「すごいね……」
なんで、アイシャドウだけでもいろんな種類があるのか分からない。
1種類だけでもよくない?
たくさんあったら、使いきれないじゃん……。
不思議だ。
未知の世界だ……。
と、思っていると。
夏樹ちゃんは、私の顔とメイク道具を交互に見ていた。
たくさんあるメイク道具の中から、ひとつずつ選んでいるようにも見える。
なにをしているんだろう……。
中になにが入っているんだろう、と思ってみれば。
ファンデーション。
それも数種類。
チーク。
これも数種類。
アイシャドウ。
これも……。
数種類。
他にも、マスカラやアイライナー、リップにグロス。
たくさんの化粧品がポーチに詰められていた。
「夏樹ちゃんって、中学生だよね」
「うん、そーだよ? あ、これ!? 学校がお休みの日に練習しているんだー!」
「すごいね……」
なんで、アイシャドウだけでもいろんな種類があるのか分からない。
1種類だけでもよくない?
たくさんあったら、使いきれないじゃん……。
不思議だ。
未知の世界だ……。
と、思っていると。
夏樹ちゃんは、私の顔とメイク道具を交互に見ていた。
たくさんあるメイク道具の中から、ひとつずつ選んでいるようにも見える。
なにをしているんだろう……。